2026-07-20

梅しごと

毎年、ご近所の方のご厚意で、畑の梅の実を収穫させてもらっています。
既に落ちてしまっている実もいくつかありますが、新鮮な実を収穫するために、棒で叩いて梅の実をブルーシートの上に落としていきます。
知り合いの子供たちも一緒に作業しましたが、小学生の男の子たちは枝を叩くのに夢中になってなかなか拾わないので、畑の持ち主さんに怒られたりします。笑
その間に大人と、まだ棒を扱えない小さな子供たちは黙々と実を拾います。

実を選別しながら、青い梅は漬けるのが良い、黄色い梅は梅干しにするのが良い、とご近所の方が教えてくれました。
梅を漬ける時は、アルコールか酢を少し入れると傷みにくいことも教えてくれました。
インターネットで普通にシロップの漬け方を検索しても、なかなか出てこない知識です。こうした生きた知識が得られることを、地域のご高齢の方と一緒に作業するたびに感じます。
今年は大収穫で、合計で6キロほどの梅の実を持ち帰らせていただきました。

収穫した梅の実

家に帰ってからも忙しい。
梅の実が新鮮なうちに、傷が無くてそのまま使えるもの、傷を削れば使えるもの、傷が大きくて使えなさそうなものに選別していきます。
スーパーで梅を買ってしまえばこの作業は省けるので楽です。

傷があってもうまく処理すれば漬けることができますが、私は自信がないのと、シロップ瓶の数にも限りがあるので、傷がないキレイな梅だけシロップに使うことにしました。
その梅をキレイに洗い、ヘタを竹串で取り、拭いて乾かす。
梅を拭く作業は2歳の娘にもできるかなと思いやらせてみましたが、梅を齧ったり投げたりして、3つほどダメにしました。笑

完全に乾いたら、同量の氷砂糖と交互に瓶へ詰めていきます。
詰め作業も娘と一緒に。
詰め終わると娘がさっそく、「梅ジュース飲みたい!」と言いましたが、飲めるようになるのは2週間ほど先。なんとかなだめました。

梅の下処理と瓶詰め

完成するまでは毎日瓶をゆすって梅と氷砂糖を混ぜます。
たまにそれを忘れていたからか、瓶の消毒が不十分だったのか、2週間ほど経つとシロップの表面に泡が出てきてしまいました。

蓋を開けるとアルコール臭。発酵していました。
(天然の梅酒だなぁなんて呑気に思ってしまいました)

でも腐敗はしていなかったのでギリギリセーフ。梅を取り出して、加熱していきます。
このあたりはAIが詳しくやり方を教えてくれました。
個別の状況に応じて対処方法を教えてもらえるのはAI様々です。

梅シロップを加熱する古民家の大鍋

話は変わりますが、こんな大きな鍋、一般家庭にはあまりないですよね。
この鍋は私が住んでいる古民家に元からあったもので、直径33㎝ほどもあります。
最初は使い道がないなと思っていたのですが、タケノコをアク抜きする時や、醤油を入れる一升瓶を煮沸消毒する時など、意外と出番が多く重宝しています。
今回も大量のシロップを一度に加熱できるのはこの鍋しかなく、助かりました。
使うたびに、この地域で暮らしてきた元の持ち主の生活にも思いを馳せます。

そんなこんなでようやく完成した梅シロップ。
甘酸っぱくて、爽やかで、炭酸で割ると暑い時期には最高です。
(夫は別で梅酒も漬けているのですがこちらは少なくとも3か月は漬けなければならないのでもう少しお預けです。)

完成した梅シロップ