2025-12-29

里山の田んぼ 季節の移ろい

首都圏に住んでいた頃は、会社帰りに立ち寄る商業施設で目にする季節商品によって、四季の移り変わりを感じていました。

けれどこの地域に住むようになってからは、草木や田んぼの姿、ウグイスやカエルといった生き物の鳴き声が、より細やかに季節の移ろいを知らせてくれます。

さすがに二十四節気とまではいきませんが、「なるほど、こういうことか」と、実感をもって腑に落ちるようになりました。

ということで今回は、田んぼの風景の移り変わりを、写真とともにお送りします。

4月

私の住んでいる地域では、おそらく比較的早い時期から田んぼに水が張られます。

晴れて風のない日、まだ田植えのされていない水面が鏡のように周囲の景色を映し出す様子が、私は一番好きです。

5月

田植えシーズン到来です。今年は初めて近所の田植えイベントに参加しました。

泥は思っていたよりも暖かく、柔らかく、心地よい感触で、疲れはしましたがリフレッシュできる時間でもありました。

6月

布のように一面に広がる青い稲が風にそよぐ光景には、いつも心が洗われます。

今年は少雨と酷暑で実りが悪いという声を多く聞きましたが、素人目にはその違いはなかなかわかりません。

8月

稲が黄金色に色づき、次第に頭を垂れ始めます。

この地域では、お盆前後が稲刈りシーズンです。5月に植えた田んぼで手刈りを体験しました。

酷暑のため短時間の作業でしたが、連日炎天下で作業されている農家の方々の苦労をほんの一握りでも体感できたことで、お米のありがたみをより強く感じました。

9月~(写真は12月)

稲刈りが終わると、乾いた土と刈り取られた茎だけが残る風景へと一変します。

秋の訪れを感じ少し寂しくもなりますが、新米が食べられる季節でもあります。

そう思うと、それもまた楽しみのひとつです。